イオンモール、横浜インポートマートの株式を28億円余りで取得、横浜市から
イオンモールは、みなとみらい21地区にある商業施設「横浜ワールドポーターズ」を運営する横浜インポートマート(横浜市)の株式を横浜市から取得した。取得金額は約28億6000万円。
横浜インポートマートには、横浜市のほか神奈川県、中小企業基盤整備機構、イオンモール子会社のOPA、三菱商事など34の団体・企業が出資している。このうち、横浜市が筆頭株主だが、保有株式の売却に向け2月28日に公募を始めていた。7月12日の改札の結果、イオンモールが落札した。8月下旬に株式の譲渡手続きが完了する予定。
横浜ワールドポーターズの延床面積は約10万平方メートルで、「ビブレ」や「イオンシネマ」など191店舗が出店している。決算公告によると、横浜インポートマートの2019年2月期の売上高は約27億8000万円、経常利益は約6億円、純資産は約90億円だった。