日本初「スマホ×アナログロッカー」でクリーニング 急拡大の理由は導入ハードルの低さにあり!
すでに200回超えの利用者も。シンプル・時短操作で「一度使ったら元には戻れない」
登録費用や年会費などは一切かからず、利用方法はいたってシンプルだ。
スマホアプリを使ってロッカーを開け、商品を入れる。次に、扉のQRコードを読み取ると暗証番号が表示されるので、ロッカーの数字ボタンを押して扉を閉めるだけという簡単操作。決済もアプリ上で行うので、受付完了までわずか15秒程度しかかからない。
LAGOOの利用者は、30~40代がメーン層となっている。通常のクリーニング店では、利用者の6割から7割程度を女性が占めるのが一般的であるところ、LAGOOは男性利用者が55%と半数を超えている。
渡邉氏は「LAGOOに向いている衣類は、Yシャツ、スーツ、スカート、ブラウスなど。クリーニング方法を相談した方がいい高級衣類はおすすめしていない。実際にYシャツが最も多いのが現状。共働き世帯の増加もあってLAGOOを便利に感じる男性利用者が多いのだろうと分析している」と話す。
「今後も利用するか?」というアンケートに対して、「定期的に使う」「たまに使う」との回答が9割にのぼるなど、一度利用を体験したユーザーからは高い評価を受けている。さらに、併設店舗が開いている時間帯でも6割のユーザーがロッカーを利用しているという興味深いデータもあり、すでに200回以上利用しているユーザーもいるという。
「スマホさえあれば順番待ちから解放されるので、一度使ってみると、便利過ぎてそれしか使えなくなるサービスだと思う」と渡邉氏は強調する。