宇部興産、食品添加剤に金属片混入の恐れ、ヤマザキビスケットが一部商品を回収
宇部興産は3月19日、同社が製造・販売している重炭安(重炭酸アンモニウム)のうち1月30日以降の製造品に金属片が混入している恐れがあると発表した。重炭安は膨張剤など食品添加剤として使用されている。
製造設備の一部が破損していたことが原因という。同社では顧客企業に問題の可能性がある製品ロットを連絡し、使用停止と返品を申し入れた。
これを受けてヤマザキビスケットは同日、一部のビスケット商品の回収を始めた。対象は「ノアール」(18枚入り)と「ルヴァンプライムミニサンドチェダーチーズ味」(50グラム)、「ルヴァンプライム薄焼きサンドホワイトチェダーチーズクリーム」(18枚入り)で、いずれも賞味期限が2020年1月の商品。対象となるロット番号は同社のホームページで公表している。