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ハム・ソーセージや麺類も相次ぎ値上げ、来年から

 原材料費や物流費・包材費の高騰に伴う値上げが、ハム・ソーセージや麺類にも広がる。

 日本ハムは2022年2月から家庭用、業務用の商品を5〜12%値上げする。対象は家庭用のハム・ソーセージ40品目、加工食品133品目のほか、業務用232品目、冷凍食品19品目。

 同業の伊藤ハムも22年3月納品分から、ハム・ソーセージと調理加工食品の合わせて230品目を値上げする。内訳は、家庭用ハム・ソーセージ110品目、家庭用調理加工食品60品目、業務用商品60品目。値上げ幅はハム・ソーセージと調理加工食品が4〜12%、麺類が4〜14%。

 日清食品グループの日清食品チルドと日清食品冷凍も22年3月から、チルド麺・冷凍麺の価格を引き上げる。チルド麺の値上げ幅は6〜12%、冷凍麺は6〜13%となる。

 一方、東洋水産は22年4月から、「マルちゃん」の生麺・具材類の価格を引き上げる。生麺類では、焼きそば3人前や生ラーメン3人前、北海道産小麦の玉うどんなどを6〜13%、具材類は天ぷら各種とあげ玉の価格を9〜11%引き上げる。