ホームセンターの傘
以前、『ダイヤモンド・ホームセンター』誌の編集に携わっていたこともあり、ホームセンターの店舗は何かと気になる。
メーンの取材先の周辺にホームセンターの店舗があれば極力立ち寄るようにしている。
その際には、いろいろなモノを購入したりするが、中でも多いのが傘である。
とくに今のような梅雨のシーズンに、急に雨に降られた時には、ホームセンターで傘を購入する。
1000円未満で、それ以上に価値があると思える頑丈な傘を買うことができるので、とても便利に感じている。
ところが、このところは3連敗中なのである。
ホームセンターで購入した傘がまあよく壊れる。
初めの2連敗は、ともに「ネーム布」(バンド)部分の不調だ。マジックテープを使用して傘を束ねるのだが、これが数回の使用でバカになってしまい、2度と戻らない。
結局、バンドで傘を縛るしかないのだが、それをするとたちまち手が濡れてしまい、不便極まりない。
次の3連敗目は、先週の金曜日に購入したジャンプ傘(798円)だ。こちらは「下はじき」と「下ろくろ」がうまくかみ合わない。
1度目に傘を閉じた時に、なんとなく変だと感じたのだが、何回か繰り返すうちに、壊れていることに気付いた。
ところが、ホームセンターの店舗は、通りすがりだから返品・交換してもらうわけにもいかず、今は家の傘立てに刺さっている。
ホームセンター企業は、もう10年以上前から、独自商品を開発し差別化を図る一環として海外直輸入を始めている。
素晴らしい商品は多々あるのだが、まだ傘のような商品もあるようで、少し残念な気持ちにさせられた。
【部品の名称については下記参照】
http://nakaya-kasa.com/cgi-bin/umbrella/site.cgi?u=0.16
千田直哉の続・気づきのヒント の新着記事
-
2024/09/02
魅力的な売場…抽象的な誉め言葉の意味を明確化するために必要なこととは -
2024/08/02
日本酒類販売社長が語る、2023年の酒類食品流通業界振り返り -
2024/07/03
「何にでも感激する経営者」の会社が業績が良い“意外な”理由 -
2024/06/07
経費率16%なのに?ローコスト経営企業が敗れ去るカラクリとは -
2024/05/23
キットカットをナンバーワンにしたマーケター「アイデアより大事なこと」とは -
2024/04/15
スーパーマーケット業界のゲームチェンジャー、オーケー創業者・飯田勧氏の経営哲学とは