サークルKサンクスが女性客獲得に本腰

2014/09/24 00:00
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 サークルKサンクス(東京都/竹内修一社長)が女性客の獲得に挑んでいる。

“CSK Woman”プロジェクトを立ち上げ、現在、POSレジで80対20、カード会員で65対35、と構成比率の少ない女性客比率の向上に乗り出した。同プロジェクトは、サークルKサンクス及びグループ企業の社員、メーカー、ベンダーの社員など35名で構成される。

 

 ミッションは、「女性客からの支持を得ること」。その実現に向けて、「ターゲットを明確にし、そのニーズを深耕する」とともに「女性のニーズを真に理解し体現できるチームによる商品開発」に当たっている。

 

 まず、マクロミル(東京都/杉本哲哉社長)のデータを元に、①年代別かつライフスタイル別にセグメント、②「セグメント内人数」のボリュームゾーンをターゲットに絞り込んだ。

 

 その結果、下記3つの具体的な人物像を設定した。

 

 ●愛さん 25歳 身長157.7cm/体重50.2kg 親と同居 正社員

       個人年収243万円/世帯年収667万円

       キーワード:「トレンド」「甘いもので食事」「簡便性(食べやすさ)」

 

 ●陽子さん 41歳 身長157.8cm/体重54.7kg 家族4人暮らし パート

       個人年収245万円/世帯年収631万円

       キーワード:「彩」「バランス」「野菜」「自分では忙しくて作れない、手間暇かけないと作れないものはランチで」

 

 ●和子さん 63歳 身長151.8cm/体重53.4kg 夫婦2人暮らし 無職

       個人年収0円/世帯年収514万円

       キーワード:「健康(栄養)」「ちょっといいもの」「適量サイズ」

 

 こうしたプロセスを経て、2014年10月7日(火)、“CSK Woman”プロジェクトの第一弾となる新商品6アイテムが発売される。

 愛さんには「ベーグルサンド(えびとブロッコリー&蜂蜜クリームチーズ)」(税込398円)、「ひとくちBOX」(同298円)。陽子さんには、「きのこの豆乳クリームポテト」(同310円)、「いろどりきのこサラダ」(同398円)。和子さんには、「10品目の野菜と国産鶏の照焼重」(同530円)、「おいなり小箱(蜂蜜風味&黒糖風味)」(同280円)だ。

 

 また、同プロジェクトは、同じ10月7日にサークルKサンクスのホームページ内に「Today’s Table 今日を楽しむ Web Magagine」を開設。具体的な食事シーンや季節に合わせて食を通じたライフスタイルを提案する。
 

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