黒ネクタイ
私のワードローブの中には、黒いネクタイがない。
必要な時は、その都度、100円ショップなどで購入し、使い終わったところで捨てるようにしている。
理由は、誰かが亡くなるのをあらかじめ待っているような状態が嫌だからだ。
100円ショップの黒いネクタイは、紙のようでありつけ心地は悪く、装着した時も格好のいいものではない。でも、この姿勢を貫き通してきた。
黒のスーツや白いワイシャツにも同じような感覚を持つけれども、これらはネクタイの色を変えれば、機能が真逆に変わるものなので別に気にしない。
ただ、歳を重ねるにつれ、明らかに黒いネクタイの使用頻度が増えてきた。
正確に数えたことはないが、2ヶ月に1本くらいは買っているのではないだろうか?
意地を張ってこのまま続けるか、時流ととらえ使い捨てをやめるか。
傍からみれば、たわいもないようなことに思い悩んでいるのである。
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