専門家が教える! 家庭の焼肉をおいしく楽しむためのコツとは
プレートを選ぶ際のポイント
プレートでもう一つ重要なのは、「肉の下に脂が溜まらない構造」になっていることです。「やきまる」はなだらかな山型プレートに溝がついており、脂が自然に流れる仕組みになっています。適度な脂は熱を均等に伝え、焼き目をつけるのに役立ちます。
しかし、脂が過剰に溜まると肉が煮えるような状態になり、理想的な焼き目がつきません。適度な脂の層を介して高温で焼き上げることが、焼肉をおいしくするコツです。

近年、「象印マホービン」や「タイガー魔法瓶」などの大手メーカーのホットプレートが劇的な進化を遂げています。これらのメーカーの製品は、鉄板に波型のエンボス加工やスリットが施されており、脂が適度に流れる工夫がされています。
ただし、高火力の電気ホットプレートは、200度以上に達するまで20分ほどかかるものもあります。そうした商品を使う場合は、食べ始める時間を見越して、あらかじめスイッチを入れて予熱しておくとよいでしょう。しっかり温まったプレートで焼くことで、焼き目がつき、より一層焼肉を楽しめます。








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