ウォルマート 新CEOに生え抜きのダグラス・マクミロン氏
『チェーンストアエイジ』誌の2013年8月1日号・15日号で特集を組んだ米国ウォルマート――。その社長兼CEO(最高経営責任者)のマイク・デューク(63)が2014年1月31日に退任することが決まった。
後任は、ダグラス・C・マクミロン(47)国際事業CEO。2014年2月1日の就任予定で、実に16歳の若返りが図られることになった。なお、マイク・デューク氏は、取締役会執行委員会会長としてマクミロン氏の顧問を1年間務めることになる。
マクミロン氏は、1984年、期間従業員としてウォルマートのディストリビューション・センターで働き、MBA取得後の90年にウォルマート入社した。
ウォルマート国内事業の商品部門にて食品、衣料品、非食品の商品政策に携わったほか、会員制ホールセール事業のサムズ・クラブ、ウォルマート国際事業の商品部門でもキャリアを積んだ。
2006年にサムズ・クラブCEOに就任。2009年から現職に就いており、昨年立ち上げられたEコマース事業以外の主要事業を経験。以前から、次期CEO候補として注目されていた。
これでウォルマートのCEOは、創業者のサム・ウォルトン、2代目のデビッド・グラス(財務・物流畑)、3代目のリー・スコット(物流畑)、4代目のマイク・デューク(国際畑)に次ぎ、5人目となる。
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