他愛もない話ですから、読む必要はありません!
ジョッギングが単なるジョッギングではなくなってきた。
計算すると、今年に入ってからすでに420kmを走破している。もうこうなると、健康や減量のためにジョギングするというよりは、仕事のような感覚になってしまう。このペースを続けると、1年間では2000㎞を走ることになるだろう。
なぜ、ストイックに自分を追い込んで走っているのかと言えば、目標があるからだ。
4月22日の前橋シティマラソン(ハーフ)にエントリーしており、ここには仇敵である群馬レーシングクラブ(通称GRC)のメンバーが全員参加する。
前回の田沢湖マラソンでは、参加メンバー中最下位という辛酸を舐めており、少なくとも、ここからは脱したいという欲がふつふつと沸いてきているのだ。
そんな折に、メンバーの1人である法政大学の小川孔輔教授から仕事で電話をもらった。
仕事の話もそこそこに、話題はマラソンに移っていく――。
「調子があがってきちゃって。先週のハーフマラソンは1時間50分を切っちゃったよ。これから16週間連続でレースに出て体調を調整して、前橋シティマラソンに臨むからさ。よろしくね」。
「何が、『よろしくね』、だよ」と内心では思いながら、「凄いですねえ」と自然に答えてしまっている自分が情けない。
聞けば、2012年は練習で1000km、レースで1000km、合計2000kmを走破するのだという。「あなたは、埼玉県職員の川内優輝か?」と突っ込みを入れながら、「クッソ。小川先生をぎゃふんと言わせることは、今年は無理だな」と早くも違うメンバーに照準を修正し直している。
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