ユニクロ 錦織圭選手着用モデルのテニスウエアを発売!
いよいよというか満を持してというか、2月13日、ユニクロ(山口県/柳井正会長兼社長)がプロテニスプレイヤー錦織圭選手(22)着用モデルのテニスウエアの発売を発表した。
販売するのはゲームシャツ(3990円)、ショートパンツ(3990円)、トラックジャケット(4990円)、ウォームアップジャケット(6990円)やソックス(790円)、リストバンド(2個、790円)、鉢巻(790円)など全12種類。4月2日(月)からグローバル旗艦店のユニクロ銀座店とユニクロオンラインストアで販売を開始する。
ユニクロがテニス市場への参入を決めたのは2009年のこと。プロ車いすプレイヤーの国枝慎吾選手と2年間の所属契約を結んだことから始まる。
2011年、錦織選手と5年間の長期スポンサー契約を締結。その年の全豪オープン(1月)から、テニスウエアの開発・提供に当たってきた。
今回発売となるのは、そこから数えて“2世代目”となるモデルで、錦織選手の進化と同様にウエアも著しく進化を遂げているのだという。
東レ(東京都/日覺昭廣社長)と共同開発した「DRY-EX」は高品質の吸汗速乾素材。錦織選手に最高のプレイをしてもらうためにもっとも腐心したのは、軽く薄い生地の扱いである。総重量127gという超軽量素材をバランスよくまとめたポイントは、「襟」。柳井会長の発案によって「襟」を付け、違和感なく自然に動けるようにした。
さて、錦織選手によるとユニクロのウエアはテニス界でも認知の度合いが増しており、「最近は、他国の選手から『どこのウエアなの?』と聞かれることがなくなった」という。
ということは、錦織選手以外のトッププロが、ユニクロとスポンサー契約を結び、ユニクロのテニスウエアをまとって試合に出場するケースもそう遠くない将来にあるかもしれない。
以下は、柳井会長のコメント――。
「われわれが錦織選手を応援しようと考えたのは、昨今、日本が何となく停滞気味であるから。錦織選手には世界1を狙える力がある。ただ全豪オープンでベスト8に入って、まさかこんなに早く、こんなに有名になるとは思っていなかった。われわれは非常に慎重に、非常に真剣にテニスウエアをつくっていこうと考えているし、他のどのブランドにも負けないテニスウエアにしていきたい」。
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