総菜が食べたい!(願)
昼時をはさんで取材をする時には、取材先の方が気をつかってくれ、昼飯を用意してくれることが多い。
とくに出張で地方を訪れると、地元の名物などを振舞われることがあり、恐縮しながらの会食になる。本当にありがたい話だ。
でも、本音を言わせてもらえれば、こういう接待は極力やめていただきたい。
不偏不党、公明正大といった堅いことは言わない。
とくに食品を扱う小売業の場合は、そこの企業で売られている総菜や弁当、刺身などを試食したいと考えているからだ。
いまや総菜や弁当は、それほど力を入れていない企業でも総売上高の8%程度を占める大戦略部門であり、差別化の核部門と言って過言ではない。取材に行ったときには、おいしい、まずいも含めて、実際に食べてジャッジしたい。
年に1~2度くらいしか訪問するチャンスがない企業であれば、なおのこと、食べてみたい。ところが、昼飯をご馳走になってしまうと、試食の胃袋スペースがなくなってしまう。
ということで、気持ちは受け取りますので、ぜひぜひ、昼飯は辞退させていただきたくお願いしたいと思います。
偉そうな感じですみません!
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