ラジコが斜陽メディアを救う
以前、ラジオの大ファンであることをこの場で書いた。
そのラジオ番組が今年3月15日から8月31日まで実験的にパソコンで聴くことができるようになったことをご存じだろうか?
サービスの愛称はradiko(ラジコ)という。
関東地区の試験配信対象地域は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の1都3県。TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、Inter FM、TOKYO FM、J-WAVE、ラジオNIKKEI第1放送を聴くことができる。関西地区は大阪府、京都府、兵庫県、奈良県の2府2県。ABCラジオ、MBSラジオ、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKAの6局が対象。
難聴地域の解消と都市部では高層建築物が増え、ラジオの受信環境が悪化の解消に向けて、IPサイマルラジオ協議会が実現に尽力した。
開始後、1週間で、総ストリーム数523万、WEBページの総PV(ページビュー)は約4710万PVと当初の予想をはるかに上回る上々の滑り出し。
聴取習慣のない聴取者からは、「聴いてみたらおもしろい」「新しい楽しみが増えました」といった声が届き、過去に熱心なラジオファンだった人々からも「久しぶりにラジオに戻ってきた」など数多くの好感の声が寄せられた。
斜陽メディアと位置付けられているラジオの復権にぜひつながって欲しいものだ。
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