無事これ名経営者
この数カ月の間に、私の周辺の食品スーパー関係者が相次いで倒れている。
彼らの死の共通項は、(1)仕事のしすぎ、(2)ストレス、(3)運動不足、(4)喫煙の4項目だ。
とくに食を扱い、「試食」「過食」「美食」と背中合わせの食品スーパー関係者には、この傾向が顕著に出ている。
忙しいことは名誉でも栄誉でもないはずだし、激務であることは決して称賛に値することではない。
「モーレツからビューティフルへ」と言われてから久しく時を過ごしたが、もっと余裕をもって、遊びを残しながら仕事に当たれないものだろうか?
黒枠のハガキが手元に届くたびに「まだ若いのに」と残念に感じるとともに「無事これ名経営者」と心底思う。
千田直哉の続・気づきのヒント の新着記事
-
2024/09/02
魅力的な売場…抽象的な誉め言葉の意味を明確化するために必要なこととは -
2024/08/02
日本酒類販売社長が語る、2023年の酒類食品流通業界振り返り -
2024/07/03
「何にでも感激する経営者」の会社が業績が良い“意外な”理由 -
2024/06/07
経費率16%なのに?ローコスト経営企業が敗れ去るカラクリとは -
2024/05/23
キットカットをナンバーワンにしたマーケター「アイデアより大事なこと」とは -
2024/04/15
スーパーマーケット業界のゲームチェンジャー、オーケー創業者・飯田勧氏の経営哲学とは