太っていていいことなんてまあありません
肥満は身体に負担をかける。体重1kgの増加で体内の毛細血管は実に3km伸びると言われている。10kgなら30km。心臓への負担は甚大だ。
とくに、「試食」「美食」「過食」の多い、食品スーパーをはじめとする食品関連を扱う企業の幹部にとって、肥満は重大な問題だ。
第一、太っていていいことなんてほとんどない。
他人様からは「メタボ」と後ろ指を指され、家庭内では「タオルの消費量を減らしてもらえませんか」と嫌味を言われ、病院に行けば「糖尿病、痛風、脳梗塞、心筋梗塞の予備軍」などと医者に脅される。
とはいうものの、ランチョンミーティングや夜の誘いも仕事のうち。なかなか断れないものだし、そのなかでの健康管理は難しいものだ。
病を患うことでしか、健康は確認できないものだが、「イノチあってのモノダネ」。激務は決して美徳ではないのだから、身体のケアにはとくに気を配りたい。
スポーツの秋――。
身体に良い運動を、何か、やっていますか?
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