茶髪・ヒゲ禁止令 最終話
セ・リーグもパ・リーグも、レギュラーシーズンはあと数試合を残すのみ。一足先に優勝が決まったパ・リーグとは対照的にセ・リーグの優勝争いは熾烈を極めてきた。
そこで検証したいのが、このブログではすっかりおなじみの3監督の成績だ。
2009年秋の監督就任時に「茶髪・ヒゲ禁止令」を発令した横浜ベイスターズの尾花高夫氏、オリックスバッファローズの岡田彰布氏、千葉ロッテマリーンズの西村徳文氏、の3チームはいかに?
まず、2009年の勝率3割5分4厘で、セ・リーグで圧倒的な最下位だった横浜ベイスターズは、9月28日現在、勝率3割3分8厘とまたまた圧倒的な最下位を独走中だ。5位の広島カープにも9ゲーム差を付けられており、成績は悪化している。
勝率3割9分4厘でパ・リーグの最下位だったオリックスバッファローズは同日現在5割で5位。順位の5位はいただけないが、勝率5割は評価できる。
また、勝率4割4分6厘で5位だった千葉ロッテマリーンズは、現在勝率5割2分1厘で4位と大健闘。北海道日本ハムファイターズとクライマックスシリーズ出場権を争っている。
「茶髪・ヒゲ禁止令」を出した3監督のチームは、3分の2が前年度の成績を上回っている。
勝負の世界の話だから、あえて数字だけで評価するならば、実に6割7分の確率で規律と規則重視のマネジメントが功を奏していると言える。
ということは、「茶髪・ヒゲ禁止令」は正しかったと結論することができる。
サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督も、発令を検討してみてはいかがだろうか?
盛り上がることだけは請け合いだ。
(2009年11月19日、2010年5月29日のブログも合わせてお読みください)
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