トイザラス・インクのジェラルド・ストーチ会長兼CEO(最高経営責任者)を取材しました

2011/06/18 05:10
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 6月17日am8:30、トイザラス・インクのジェラルド・ストーチ会長兼CEO(最高経営責任者)をインタビューした。

 

 ハーバード大学で法学博士号とMBA(経営学修士)を取得。マッキンゼー&カンパニーのパートナーとして小売・金融業界を担当してきた。

 

 1993年、ターゲットの戦略担当上級副社長として入社。以来、12年以上にわたり、事業戦略、サプライチェーン、オンライン事業、テクノロジーサービス、フィナンシャルサービス、ゲストリレーションマネジメント、市場調査、シックスシグマプログラム、買収などの業務に従事した。

 スーパーセンター業態の「スーパーターゲット」を軌道に乗せ、食料品ビジネスを成功させたのもストーチ氏の手腕によるところが大きい。

 

 トイザラス・インクへの入社は、2006年。2005年に投資ファンドなど3社に売却された同社の建て直しを図るために招聘されたものだ。

 CEO就任後には、「新しい戦略は新しい人員に宿っている」の考えから、経営陣刷新を断行した。

 

 「トイザらス」と「ベビーザらス」の併設店舗である「サイドバイサイドストア」や全米のショップングセンター内で展開するクリスマス商戦向けのポップアップストア「トイザラスエクスプレス」の導入を推進し、業績を回復させた。

 

 ウォルマートやターゲットなどのディスカウンターに押されっぱなしだった同社を再建させ、再上場の途も視野に入れる。

 

 また、2009年には、eToys.com、KB Toys、babyunivrese.com、Toys.comなどインターネット通販会社を買収。FAOシュバルツブランドとFAO.comの運営権獲得でも指揮を執り、リアル店舗とネットの融合で市場のシェアアップに向けてまい進している。

 

 今回の来日の目的は、東京ビッグサイトで開催されている「東京おもちゃショー2011」(2011年6月16日~19日)の視察。「日本の中小ベンダーとの付き合いを通じて、新しい商品を発掘したい」と意気込みを語っている。

 

 (ストーチCEOのインタビューは『チェーンストアエイジ』誌2011年7月15日号に掲載いたします。お楽しみに)

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