早期の「流通環境サミット」開催を!
明日、「平成最大規模」の台風18号が日本列島に上陸するという(注意してください!)。
今年に入ってからも天候不順が続いており、多くの流通企業に“大きな被害”を与えている。
もはや、異常気象は日本列島のみならず、世界規模で蔓延している。
地球温暖化が主因なのだろう。
消費活動とは、環境破壊活動に近い。それでも、私たちは、消費活動をやめるわけにはいかない。
だが、消費する量を控えることはできるはずだ。
現在、流通業各社は、各社各様に消費量削減に力を入れ、“省エネ対策”や“エコ対策”に奔走しているけれども、1社のみの独善的活動は、スピードアップする地球環境破壊の前には、あまりにも無力だ。
流通業各社は、同業他社と比較し、自社の環境対策の優位性を主張することに躍起になっているが、そんなことは誰が見ても無意味だ。
環境問題については、ライバル企業同士が握手し、一体となって取り組むことが必要だろう。
その第一歩として、主要流通団体や主要流通企業や私たちが集う「流通環境サミット」を一刻も早く開催し、業界全体としての環境対策を講じたい。
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