中島美嘉さんのファンです
歌手の中島美嘉さんのファンである。
2002年、私生活でどん底にあった時に、ラジオから流れる『STARS』『WILL』という2つの楽曲に励まされて以来、ずっと中島さんのファンだ。
「窓の向こうには夜があるよ。輝くために――」(『STARS』)
「運命の支配じゃなくて 決めてたのは僕の“WILL”」(『WILL』)
その年末に彼女は、主要な最優秀新人賞を独占、一気にスターダムにのし上がった。
その後も、CDアルバムを出せば、ミリオンセラー。オリコンでは必ず上位にランキング。タイアップの楽曲も数多く、J-POP界で確固たる地位を築いている。
レンタル隆盛の時代ではあるけれども、『TRUE』、『LOVE』、『MUSIC』、『BEST』、『THE END』、『YES』、『VOICE』、『NO MORE RULES』、『STAR』と彼女のCDアルバムは発売日にみんな手に入れてきた。人生を振り返っても、そんなアーチストは5組に満たない。
160cm、40kgのか細い体型と不健康そうな顔色で、身を削るように歌う姿は、それだけで感激に値する。私にとっての“歌姫”とは彼女のことを指し、まだまだ、楽しませて欲しいと思っていた。
ところが、そんなところに残念なニュースが飛び込んできた。両側耳管開放症の悪化のため、中島さんは、音楽活動を当面、休止すると発表したのだ。
まだ27歳。経歴をみると、相当な苦労人。なぜ、彼女にこれ以上の試練を与えるのかとも不運を恨んでしまうが、それでも苦境は人を育てるはずと思いたい。
今の歌えない時期の悔しさをバネにしたカムバックを願ってやまない。また感激させて欲しい。
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