ビジネスカジュアルの復活を望む
「職場では毎日普段着」。
一時、多くの企業が“カジュアルフライデイ”などの日を設け、にわかにビジネスカジュアルが注目された。しかし、最近はあまり見かけなくなった。
このごろのビジネスウエアのトレンドは、夏季なら、クールビズということで、「スーツ姿にノーネクタイ」というビジネスマンが増えていることだ。でも、正直言って、この格好は、「朝帰りのお父さん」、悪く言えば「釈放された会社員」のようで、ちょっとだらしなく、違和感がある。
そもそも、英国生まれのスーツは高温多湿の日本の夏には不向きなのだ。
それに代わって、ハワイのアロハシャツ、沖縄のかりゆしウエアのような確固たる正装があればよいのだが、一挙に新しいスタイルをつくりだすことは難しいだろう。
そこで、せめて身体の動きを縛るスーツに代わって、ビジネスカジュアルが復活することを望む。
その際に、ゴルフウエアのオジサマ族が会社をぶらぶらしだすかもしれない。しかし、そんなことは長い年月をかけて、変えればいいだけのことだ。
ビジネスカジュアルは、機能面・衛生面・金銭面・健康面を含め、サラリーマンとしてはありがたいのだから…。
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