コスモス薬品、第1四半期は営業利益が微増


コスモス薬品

 コスモス薬品(福岡県)が10月14日に発表した2026年5月期第1四半期決算(連結2025年6月1日~8月31日)は、売上高が前年同期比4.0%増の2,723億9,400万円、営業利益が0.6%増の116億4,500万円、経常利益が0.9%減の121億8,800万円となり、営業利益は微増にとどまった。

 第1四半期は、さらなるローコストオペレーションを追求し、高品質な商品を可能な限り低価格で販売できるよう努めた。また、出店については、自社競合による一時的な収益性の低下も厭わず、積極的に新規出店を行ったほか、新商勢圏への店舗網拡大も推進した。

 第1四半期は、関東地区に2店舗、中部地区に4店舗、関西地区に2店舗、中国地区に1店舗、四国地区に2店舗、九州地区に1店舗の合計12店舗を新たに開設。第1四半期末の店舗数を1,620店舗に増やした。

 売上総利益率が0.16ポイント改善して21.0%になったことから、売上総利益は26億1,200万円増の571億7,400万円となったが、販管費が25億4,700万円増の455億2,900万円に膨らんだことで、営業利益は6,500万円の微増にとどまった。

 2026年5月期の連結業績については、売上高で4.5%増の1兆570億円、営業利益で0.2%増の405億円、経常利益で0.1%増の432億円を見込み、増収増益を目指した。

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