明治、「明治北海道十勝カマンブルー」10月1日販売エリア拡大 関東全域で発売

明治(東京都)は10月1日、カマンベールチーズとブルーチーズの味わいが楽しめる「明治北海道十勝カマンブルー」を、数量限定生産から生産体制を拡大し、関東全域(コンビニエンスストア除く)で発売する。
同商品は、「明治北海道十勝カマンベール」らしいまろやかさの中に、ブルーチーズの風味が合わさった、白かびと青かびのバランスが特徴のナチュラルチーズ。ブルーチーズは、特許製法「マイルドブルー熟成法※」により、クセを抑えつつ香りとコクを高め、チーズ初心者にも食べやすく、チーズ通も楽しめる仕上がりとなっている。
農林水産省の「チーズの需給表」によると、2024年度のチーズ総消費量は約32万6,000トンで5年ぶりに増加し、白かびチーズ市場は約145億円となった。家庭でのカマンベールチーズ消費も増えており、こうした市場環境を背景に、販売エリアの拡大が決まった。
明治は2022年にナチュラルチーズの研究開発拠点「十勝チーズ研究センター」を開設しており、その研究成果の第一弾として「明治北海道十勝カマンブルー」を発売。熟成過程での白かびと青かびの配合やチーズ内部のピアシング(穴あけ)工程などに工夫を凝らし、風味のバランスを整えている。
2023年7月にクラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」で限定販売した際には、約40日で6,000個以上を販売。2023年10月からは産直ECサイト「ポケットマルシェ」でも販売を開始しており、今回の販売エリア拡大により、より多くの消費者に届けられることになる。
※一般的な熟成よりもゆっくりと、低温で優しく熟成させることで、チーズの風味をまろやかにしつつ、青かび(ブルーチーズ)の風味や特長を引き出す技術。









