コスモス薬品(福岡県)が10月11日に発表した2025年5月期第1四半期決算(連結2024年6月1日~8月31日)は、売上高が前年同期比8.4%増の2,618億円、営業利益が28.8%増の115億円、経常利益が26.7%増の122億円となり、増収・2ケタ増益で新年度のスタートを切った。
第1四半期の新規出店は29店舗で、1店舗を閉鎖した。自社競合による一時的な収益性の低下も厭わず、新規出店を積極的に行い、新商圏への店舗網拡大を推し進めた。
ローコストオペレーションを追求し、高品質な商品を可能な限り低価格で販売することを方針として掲げる同社の第1四半期の売上総利益は、75億4,900万円増の545億6,200万円。売上総利益率は1.4ポイント改善して20.84%まで高まった。
販管費については、49億6,000万円増の429億8,200万円。営業利益は25億9,000万円増え、100億円超えの115億8,000万円を達成した。また、営業外収益は4,900万円増え(営業外費用は4,500万円増)、経常利益は前期より25億9,400万円増加した。
2025年5月期の連結業績については、売上高で7.5%増の1兆370億円、営業利益で0.3%増の316億円、経常利益で0.3%増の344億円を計画。売上高は1兆円を超える。