イオンリテール(千葉県)が企画・開発するセルフレジ「レジゴー」の展開店舗が今年6月に300店舗を突破した。
「レジゴー」は2019年5月から実証実験を進め、2020年3月に本格展開を開始した「自身でスキャンしながら買物ができる」新たなセルフレジだ。
スキャンを済ませてから精算機で会計をするため、「レジに並ばない」「レジ待ちがほとんどない」といった利点があり、導入店の平均利用率は約2割で、2023年度の利用件数は5000万回を超える世界最大級の「スキャン&ゴー」システム(商品をスキャンしながら買物をする仕組み)へと成長している。
なお、2024年9月以降には、イオンのトータルアプリ「iAEON」に「レジゴー」を組み込む予定だ。これにより、「iAEON」に登録されているオーナーズカード(株主優待カード)が自動適用され、購入内容は電子レシートとして保管できるようになる。
このほか、購買履歴や会員情報に合わせたおすすめ商品の提案、クーポンの自動適用も予定している。