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ローソン、第1四半期は増収も事業利益は微減

ローソンの外観

 ローソン(東京都)が7月12日に発表した2025年2月期第1四半期決算(連結2024年3月1日~5月31日)は、営業収益が5.8%増の2,794億円、事業利益が0.4%減の261億円、税引前利益は2.9%増の247億円となった。

 第1四半期は、国内コンビニエンスストア事業のチェーン全店売上高は4.1%増の6,184億円。営業収益は5.2%増の1,909億円、セグメント利益は3.4%減の192億円となった。成城石井事業の営業収益は8.9%増の302億円、セグメント利益は11.8%増の36億円、海外事業の営業収益は12.0%増の309億円、セグメント利益は171.5%増の5億円を達成した。

 国内コンビニエンスストア事業については、店内在庫の有無をデリバリーサービス事業者のアプリ上で確認できる自動連携機能の導入や取扱商品数の拡大など、デリバリーの強化に取り組んだほか、AIを活用した次世代発注システム「AI.CO」の導入を推進。

 また、創立50周年を迎える2025年に向け、「マチの“ほっと”ステーション」を実現するためのプロジェクト「ハッピー・ローソン・プロジェクト!(ハピろー!)」を引き続き展開。「圧倒的なおいしさ」「人への優しさ」「地球(マチ)への優しさ」の実現に向けてさまざまな取り組みを行った。

 なお、2025年2月期の連結業績については、7月24日をもって上場廃止となることから、予想については発表していない。