ローソン(東京都)は、5月22日に品川区と包括連携協定を締結する。品川区が企業と包括連携協定を結ぶのは今回が初めてとなる。また、これにより同社の連携協定締結は68自治体目で、ローソンが東京都の市区町村と包括連携協定を結ぶのも今回が初めてだ。
この協定は、品川区とローソンが互いのリソースを活用し、品川区の地域活性化と区民が安心して暮らせるまちづくりを目指す。
同社は2004年に本社を港区芝浦から品川区大崎に移転し、今年で20周年を迎える。本協定書の締結を機に、品川区内のローソン店舗へのAED設置や品川区の学生への育成支援など、地域の活性化に向けた取り組みを一層進めていく。
なお、品川区との取り組みの一例として、2023年1月から品川区内の子ども食堂等に「販売期限切れ」となったからあげクンを急速冷凍して寄贈する取り組みを開始した。
2023年3月には「しながわCSR推進協議会」の取り組みの一環として、清掃美化活動に参加し、2023年6月のフードドライブでは、本社等で集まった食品を品川区へ届けている。
今後は、2024年8月から品川区内のローソン14店舗でAED貸し出しをを開始する予定だ。
■包括連携協定の主な内容
●地域の安全・安心に関すること
●子ども・青少年育成支援に関すること
●高齢者・障がい者支援に関すること
●文化・観光・スポーツ振興に関すること
●環境保全・環境活動の支援に関すること
●産業振興に関すること
●健康づくりの推進に関すること
●区政情報の発信に関すること
●その他、品川区の地域活性化および区民サービスの向上に関すること