トライアル、NECと顔認証分野で協業、決済と入場管理の実証開始
トライアルホールディングス(福岡県)と日本電気(NEC)は1月23日、顔認証の分野で協業することを発表した。
この取り組みの第一弾として、トライアルが運営する福岡県宮若市の複数の施設において、NECの顔認証技術を活用した決済と入場管理の実証を行う。対象はトライアル、NEC、およびトライアルの取引先企業の約500名で、実施は1月末から2月中旬にかけて順次開始する。
顔認証を共通IDとして、さまざまなサービスをシームレスにつなぐことで、利用者は顔情報を一度登録するだけで複数サービスでの顔認証を利用できるようになる。
トライアルは独自に開発したIoT技術やAI技術を導入し、データの利活用をもとに新しい購買体験を提供したり、効率的な運営を可能にするスマートストアの展開を全国で進めている。
今後も両社は顔認証技術の活用を拡大していくことで、安全・安心・便利な街づくりを推進するとしている。