ローソン 第3四半期事業利益は36.0%増

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ローソンの外観

 1月12日にローソン(東京都)が発表した2024年2月期第3四半期決算(連結2023年3月1日~11月30日)は、営業収益が9.0%増の8,141億円、事業利益は36.0%増の752億円と高い伸びとなった。

 第3四半期連結累計期間、「地域密着×個客・個店主義」の実現に向けてカンパニー制を全国8エリアに拡大し、現場で顧客価値の創造を徹底追及する体制を強化するため、権限と機能を本部から現場に移行し、各種施策を推進した。

 国内コンビニエンスストア事業については、営業収益が8.0%増の5,654億円、セグメント利益は33.8%増の563億円。チェーン全店売上高(単体)は5.0%増の1兆8201億円だった。成城石井事業は、営業収益が1.0%増の819億円、セグメント利益は6.8%減の87億円。海外事業については、営業収益が27.2%増の881億円、セグメント利益は34億円の損失から一転、25億円の黒字となった。

 国内コンビニエンスストア事業では、店舗改装、冷凍食品や日用品などの日常使いの商品の拡充を基盤に、各エリアカンパニーで品揃えの「幅」と在庫の「量」にこだわった売場の強化を推進。前年に本格導入した「無印良品」は、11月末で1万2,689店舗に拡大した。

 同社では今回の業績を踏まえ、通期連結業績予想を修正、営業収益は前回予想から100億円増の1兆800億円(前期比9.0%増)、事業利益は同30億円増の880億円(同36.8%増)とした。

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