コスモス薬品(福岡県福岡市)が1月12日に発表した2024年5月期第2四半期決算(連結2023年6月1日~11月30日)は、売上高が前年同期比17.9%増の4,764億円、営業利益は2.9%増の158億円で上期を折り返した。
第2四半期連結累計期間は、ローコストオペレーションのさらなる推進によって価格競争力を高め、「安くて、近くて、便利なドラッグストア」の実現に向けて取り組みを進めた。
自社競合による一時的な収益力の低下も厭わず、新規出店を実行。また、新商勢圏への店舗拡大も進めた。新たに開設した店舗は、関東地区24店舗、中部地区14店舗、関西地区6店舗、中国地区7店舗、四国地区3店舗、九州地区18店舗の計72店舗で、4店舗を閉鎖。期間末の展開店舗数は1,426店舗となった。
売上総利益は11.7%増の929億円で、売上総利益率は1.1ポイント減らして19.5%。販管費は13.7%増の771億円と膨らんだが、売上比で0.6ポイント圧縮。営業利益2.9%の増益を達成した。