ローソン（東京都）は12月14日、銚子市立病院内に「ローソン銚子市立病院店」（千葉県銚子市）をオープンした。
この店舗は平日17:00～翌8:00の時間帯および土日祝日は終日、キャッシュレス決済のセルフレジを活用し、無人での営業を行う。なお、同社が無人営業時間帯を設けた店舗を千葉県内にオープンするのは初めてとなる。
「ローソン銚子市立病院店」では、外来が無く客数が少なくなる夜間に無人営業の時間帯を設けることで、病院への出店が可能となった。無人営業時間帯では、ICカードを用いた入店が可能で、ICカードを持つ病院職員のみが利用できる。
また、同店舗は閉店した店舗のPOSレジ、ストアコンピュータ、売場什器などの設備を再利用することで通常のローソン店舗に比べ、出店コストを約1/5に抑えている。
同社は2010年に千葉県と「地域振興・地域貢献に関する包括協定」を締結し、千葉県産の食材を使用した商品の開発・発売など県産品の販売促進と地域社会の活性化・住民サービスの向上を図っており、今回も同県と連携し、千葉県の「ちば地域課題解決実証プロジェクト補助金」（様々な分野において、地域課題の解決に向けて県内中小企業や大学等が連携して取り組む実証実験について新たに助成するもの。）を活用したという。
＜「ローソン銚子市立病院店」概要＞
■オープン日：2023年12月14日
■住所：千葉県銚子市前宿町597番地 「銚子市立病院」1階
■店舗面積：47.13㎡
■売場面積：16.08㎡
■営業時間：24時間（平日17:00～翌8:00の時間帯および土日祝日は終日、無人営業を予定） ※無人営業中は、ICカードを持つ病院職員の方のみがご利用可能。
■取扱商品：弁当、おにぎりや、サンドイッチなどの冷蔵商品、アイス、菓子、文具など約200品目。※ATM、マルチコピー機、マルチメディア端末Loppi（ロッピー）の設置は無し。