9月26日にスギホールディングスが発表した第2四半期決算(連結累計期間3月1日~8月31日)は、売上高が前年同期比10.3%増の3,665億6,400万円、営業利益が11.9%増の172億8,700万円と、いずれも2ケタの伸びを達成した。
調剤領域においては、新規開局、処方箋応需対応のための調剤室と待合室の拡張改装を積極的に行ったことや、薬剤師の専門教育強化で対人業務の推進を図り、高額処方箋の応需獲得に努めたこと、また、物販領域においては、既存店200店舗の改装を実施し、地域ニーズにマッチした品揃えに努めたことや、客単価と買上げ点数向上のため、スギ薬局アプリを活用した顧客ごとの最適な情報提供・クーポン配信にも注力したことが、売上総利益の11.8%増(1,098億6,000万円)をもたらし、2ケタの増収増益に結びついた。また、59店舗の新規出店も寄与した。