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ローソン、福岡県「博多東比恵三丁目店」でアバター接客導入

グリーンローソンのアバター
グリーンローソンのアバター

 ローソン(東京都)は6月29日、アバター事業を手掛けるAVITA(アビータ)と協業し、福岡市博多区の「ローソン博多東比恵三丁目店」に、デジタル技術を活用したアバター接客を導入、実証実験を開始する。

 アバターの導入は、東京、大阪に続き、九州エリアの店舗では初めてとなる。アバターオペレーターは、店内に設置されたモニターに投影されるアバターを通じて利用客とコミュニケーションをとり、接客業務を行う。東京の自宅などからリモートで勤務し、店内売り場のご案内や、セルフレジの利用方法などを説明する。

 アバターの導入で、時間や場所などの制約にとらわれず働くことが可能となるとともに、1人のオペレーターが複数店を受け持つ等の効率的な人員配置が可能になり、人手不足への対策となるため、実証実験が進められている。

 ローソンでは今後も、外国語を話せるオペレーターによる外国人旅行者の応対や、聴覚に障がいのある方に向けて、手話ができるオペレーターによるジェスチャーや、文字・図のモニター表示、視覚的な表現を用いてのコミュニケーションなどにもアバターを通じてサービスを提供できるようにするとしている。さまざまな利用客に対して、アバターを活用していくことにより、利便性を高めていくことをめざしている。