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コスモス薬品、6〜11月期の営業利益は2.7%増 販管費増加が利益圧迫

コスモス薬品
エネルギーコストの上昇などもあって、販売管理費の上昇率が売上高の伸びを上回り、利益を圧迫した。

 ドラッグストア大手のコスモス薬品が発表した2022年6〜11月期の連結業績は、売上高が前年同期比8.9%増の4040億円、営業利益は2.7%増の153億円だった。エネルギーコストの上昇などもあって、販売管理費の上昇率が売上高の伸びを上回り、利益を圧迫した。

 期間中に関東16店、中部10店、九州17店など計51店の積極的な新規出店を行った効果で、売上高が伸びた。月別の既存店売上高も10月を除いてプラスを維持、おおむね堅調に推移した。

 一方で、販管費が14.5%増の678億円に増加。売上総利益率の改善があったものの、営業利益率は前年同期を0.2ポイント下回り、3.8%となった。

 23年5月期通期の連結業績は、売上高が7.7%増の8135億円、営業利益が0.7%増の300億円、純利益は0.2%増の232億円を見込んでいる。