スギホールディングス(HD)傘下のスギ薬局(愛知県大府市)は3月26日、健康情報管理用のスマートフォン向けアプリの開発・運営などを行うM-aid(エムエイド、名古屋市)と資本業務提携すると発表した。
医療法人尚仁会の木下水信理事長が設立したエムエイドは、アプリによる健康情報の一元管理や管理栄養士によるオンライン健康指導などのサービスを主に企業向けに提供。自治体や企業と連携し、店舗などを活用した巡回型健診の支援サービスも行っている。
スギ薬局はエムエイドと協業し、アプリとリアル店舗を活用した健康支援サービスの提供を目指す。
エムエイドが5月に実施する第三者割当増資をスギ薬局が引き受け、33.9%を出資する。出資額は1億200万円。
スギHDは3月5日、医師向け会員サイト運営のメドピア(東京都中央区)との資本業務提携も発表しており、外部の企業と連携したネットとリアル店舗の融合を強化しようとしている。