ローソンは11月22日、同社と企業フランチャイズ(FC)契約を結び、首都圏で「ローソン」を運営するシー・ヴイ・エス・ベイエリア(CVSベイエリア、千葉市)からコンビニエンスストア事業の大部分を譲り受けると発表した。取得額は約48億円。
CVSベイエリアは現在、首都圏で107店舗を運営しているが、このうち直営の91店舗をローソンが設立する新会社、ローソンアーバンワークス(東京都品川区)が2018年3月1日に引き継ぐ。CVSベイエリアを通じてFC加盟している5店舗は、ローソンとの直接契約に切り替える。CVSベイエリアの従業員約230人のうち、約160人はローソンアーバンワークスに移籍する。
CVSベイエリアは旧サークルKサンクス(現ファミリーマート)と企業FC契約を結び、「サンクス」約120店舗を運営していたが、2012年1月、ローソンとの契約に切り替え、同年3月から「ローソン」を運営している。ローソンにコンビニ事業の大部分を譲渡した後は、ホテル事業やマンションのフロントサービス事業に集中する。