ユニー・ファミリーマートホールディングスは10月11日、2018年2月期の連結営業利益(国際会計基準)が前期比0.2%減の329億円になる見通しだと発表した。従来予想は24.9%増の412億円だったが、一転して減益となる。コンビニエンスストア事業において店舗資産の減損などで約160億円の費用を計上することが要因。
一方、売上高に当たる営業収益は従来予想を47億円上回る1兆2420億円(前期比47.1%増)、純利益は同じく70億円の上方修正の310億円(43.6%増)となる見通しだ。上期の業績が計画を上回ったほか、繰り延べ税金資産を計上することが利益を押し上げる。
同時に発表した17年3?8月期の連結業績は、営業収益が6336億円、営業利益が334億円だった。同社はファミリーマートとユニーグループ・ホールディングスが16年9月に経営統合して発足したため、前年同期との直接比較はできないが、統合前の2社の実績と比べると、営業収益は0.2%減、営業利益は11.7%減だった。ただ、期初予想に比べると営業収益は49億円、営業利益は89億円上振れした。