【コスモス薬品】17年5月期の営業利益は222億円、売上高5000億円突破
ドラッグストア大手のコスモス薬品は7月6日、2017年5月期の連結営業利益が前期比19.2%増の222億円になったと発表した。従来は0.3%の微増を予想していたが、35億円の上振れとなった。
EDLP(毎日低価格)政策を一層強化したことで、既存店売上高が堅調に推移、積極的な出店の効果もあって、連結売上高は従来予想を127億円上回り、前期比12.4%増の5027億円と初めて5000億円を突破した。
また、16年春に発生した熊本地震の被害に関わる保険金を受け取ったことなどから、純利益は46.5%増の182億円と従来予想から47億円増えた。
これに伴って、35円を予定していた期末配当を1株当たり35円から45円に引き上げた。中間配当と合わせた年間配当金は前期より15円増えて80円となった。