ローソンが発表した2016年3?11月期の連結業績は、売上高に当たる営業総収入が前年同期比6.1%増の4619億円、営業利益が7.0%減の576億円、純利益は7.6%増の338億円だった。
新規出店効果などで加盟店からの収入が増えたが、加盟店への支援費用など販売管理費が膨らんで営業減益となった。ローソン単体での既存店売上高は0.4%減、全店日販は54万6000円で前年同期に比べて1000円減少した。
子会社では高級食品スーパーの成城石井(1?9月期)の営業利益が15.1%増の44億円と好調。複合映画館運営のユナイテッド・シネマも7.8%増の21億円の営業利益を上げた。生鮮コンビニのローソンストア100の営業利益は前年同期並みの3億円、チケット販売のローソンHMVエンタテイメントは39.6%減の13億円と営業減益だった。
17年2月期の通期業績見通しは従来通りで、営業総収入が前期比10.0%増の6420億円、営業利益が4.8%増の760億円、純利益は13.1%増の355億円を見込む。