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【ユニー・ファミマ】3~11月期の連結営業利益は6.6%増、純利益はマイナス

 ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)が発表した2016年3?11月期の連結業績は、売上高に当たる営業総収入が前年同期比69.1%増の5423億円、営業利益は6.6%増の422億円だった。同社は16年9月にユニーグループHDとファミリーマートが合併して発足、ユニー・ファミマHDの業績は旧ファミマの3?8月期に合併後の9~11月期を合算している。合併効果で営業総収入は大きく伸びたものの、合併費用などの負担もあり、営業利益の伸びは低かった。低採算店舗の減損損失など152億円の特別損失を計上した結果、純利益は7.7%減の162億円となった。

 事業セグメント別では、コンビニエンスストア事業の純利益が18.0%減の144億円、スーパーなど総合小売事業は30億円だった。

 事業子会社では、サークルKサンクスを統合したファミリーマートの営業利益が9.4%減の377億円だった。人件費を中心とした販管費の伸びが、営業総収入の伸びを上回った。既存店売上高の伸びは「ファミリーマート」が1.0%増だったのに対して、「サークルK・サンクス」は1.5%のマイナスだった。

 17年2月期の連結業績は、営業総収入が前期比13.2%増の9116億円、営業利益は15.9%増の565億円、純利益は4.0%増の219億円と増収増益を見込む。