ローソンが発表した2016年3?8月期の連結業績は、売上高に当たる営業総収入が前年同期比5.8%増の3062億円、営業利益が5.0%減の399億円だった。主力の国内コンビニエンスストア事業が減益(8.2%減)だったため、営業利益は前年割れとなったが、期初予想をわずかに上回った。
ローソン単体のチェーン全店売上高は3.6%増の1兆286億円、直営店売上高とロイヤルティ収入などを合わせた営業総収入が7.5%増だったが、販売管理費の伸びがこれらを上回り、営業利益は7.7%減の317億円となった。既存店売上高は0.9%のマイナスだった。
一方、高級スーパーの成城石井(1?6月期)は、営業総収入が7.4%増の360億円、営業利益が11.9%増の33億円と好調を維持した。
17年2月期通期の連結業績については、営業総収入の予測を60億円引き下げ、前期比10.0%増の6420億円とした。営業利益は4.8%増の760億円で据え置いた。