ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングス(GHD)は9月1日、経営統合により新会社「ユニー・ファミリーマートホールディングス(FUHD)」を発足した。
新会社の企業理念は「くらし、たのしく、あたらしく」。両社の頭文字「F」と「U」を組み合わせた新しいシンボルマークも公表した。傘下のコンビニエンスストア事業会社、ファミリーマートはサークルKサンクスを統合することで店舗数は約1万8000店と首位のセブン-イレブン・ジャパンと約1000店舗の差に迫る業界2位となる。
なお、旧ユニーGHDが保有して衣料品専門店子会社、パレモの株式は投資会社のフェニックス・キャピタルグループに売却する。フェニックスが設立した投資ファンドが実施する公開買い付けに応じ、保有する全株式(発行済み株式の63.10%)を手放す。売却額は約7億5000万円。これにより、パレモは上場廃止となる予定だ。