経済産業省が発表した4月の商業動態統計速報によると、ドラッグストアの売上高(全店ベース)は4612億円で前年同月比9.2%増となり、13ヵ月連続で前年実績を上回った。
品目別では、食品が14.1%増の1202億円と2ケタの伸びとなったほか、調剤医薬品(9.4%増)や家庭用品・日用消耗品・ペット用品(9.2%増)も高い伸びを示した。主力の化粧品・小物は6.5%増、OTC医薬品は7.5%増だった。
ドラッグストア大手の4月の既存店売上高は、ウエルシアホールディングス(HD)が8.6%増、マツモトキヨシHDが3.2%増、サンドラッグ(ドラッグストア事業)が3.4%増、ツルハHDが2.7%増だった。