【ローソン】IT開発を自社主導で、シグマクシスと合弁会社設立
ローソンはコンサルティング会社のシグマクシスと合弁でIT(情報テクノロジー)子会社を設立する。これまでアウトソース(外部委託)が中心だったシステム開発を自社主導型の開発に切り替え、次世代システムを構築する。
コンビニエンスストアは店舗オペレーションから物流、商品開発、顧客マーケティングまであらゆる分野でITに支えられており、事業を強化していくためには自社主導の開発に移行する必要があると判断した。
合弁会社の社名は「ローソンデジタルイノベーション」でローソンが66%、シグマクシスが34%を出資、2月1日から事業を始める。
シグマクシスは、日本IBM副社長やプライスウォーターハウスコンサルタント会長などを務めた倉重英樹氏が三菱商事と2008年に設立した。ローソンでは新会社を通じてデジタル化を加速させる。
小売業ではファーストリテイリングが2015年9月、コンサルティング大手のアクセンチュアと共同でIT子会社を設立している。