イオン九州とウエルシアHDが合弁会社、健康を軸に新業態を開発・運営
イオン九州とウエルシアホールディングス(HD)は9月1日、合弁会社「イオンウエルシア九州」(福岡市)を設立した。新会社では、心と体の健康を軸とした新業態の開発、運営を行う。
新会社の資本金は4億5000万円で、イオン九州が51%、ウエルシアHDが49%を出資。イオン九州の成長戦略プロジェクトリーダーだった安倍俊也氏が社長に、ウエルシア薬局の九州戦略プロジェクト営業責任者だった内田悦郎氏が副社長兼営業部長に就任した。
イオンウエルシア九州は、設立母体となった2社のノウハウを生かして、食品スーパーとドラッグストアを融合した新業態の開発を行う。同社の事業内容は、「生鮮・デリカを含む食料品および医薬品・化粧品・雑貨の販売、調剤薬局の運営等」となっている。
イオン九州は、総合スーパーや食品スーパー、ディスカウントストア、ホームセンターなど330店舗(6月1日現在)を運営しており、2022年2月期の売上高は4609億円。一方、ウエルシアHDは北海道から九州まで2675店舗を展開しており、22年2月期の連結売上高は1兆259億円だった。