セブン-イレブンとローソンでは中国の銀行・クレジットカード「銀聯カード」での決済サービスを全店に広げる。中国では10月1日から「国慶節」の大型連休が始まるが、これに合わせて訪日客向けの決済サービスを充実させる。
ローソンでは9月24日から全国の約1万2000店舗で銀聯のクレジット決済が使えるようになる(デビット決済は不可)。同社によると一部店舗で実験的に行っている銀聯クレジット決済の客単価は、全店平均の5倍を超える3000円以上となっている。新型ATMを導入している約1000店舗では銀聯カードでの日本円の引き出しも可能となる。
一方、セブンイレブンとイトーヨーカ堂では10月1日から全店で銀聯クレジットの取り扱いを始める。セブンイレブンはクレジットのみだが、ヨーカ堂の184店舗のうち152店舗ではデビット決済にも対応する。