ファミマ、ユニーGHDとの経営統合、基本合意書の締結を延期
ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングス(GHD)は8月27日、経営統合に向けた基本合意書の締結時期を当初予定していた8月中から延期することを決めたと発表した。
新たな締結時期については明らかにしていないが、経営統合の完了時期については、従来予定していた2016年9月から変更しない。
両社は3月に経営統合に向けた協議開始を発表、統合検討委員会を中心に協議を進めてきたが、「協議を続ける必要があると判断し」、基本合意の延期を決めたという。
本経営統合では、ファミリーマートがユニーGHDを吸収合併した上でコンビニエンスストア事業を分離、サークルKサンクスに吸収合併させる予定だ。
コンビニ事業における「ファミリーマート」「サークルK」「サンクス」のブランド一本化やユニーが展開する総合スーパー、食品スーパーの立て直しなどに関し、協議が続くものと見られる。