ローソンは6月24日、東京都内の2店舗で宅配とご用聞きなどを組み合わせたサービス「SGローソン マチの暮らしサポート」を開始した。同社は佐川急便を傘下に持つSGホールディングスと今年4月に業務提携、6月12日に設立した合弁会社「SGローソン」が同サービスを担当する。
24日にサービスを始めたのは、世田谷区内の「世田谷中町二丁目店」と「奥沢七丁目店」。今後、毎週2店舗ずつ拡大し、9月初めまでに20店舗、2016年夏までに首都圏を中心に100店舗まで広げる。
同サービスは、ローソン店舗の周囲500メートル圏内に佐川急便の取り扱い荷物を専任の配送担当者が届けるほか、電話やインターネットで注文を受けた店頭商品およびネット宅配サービス「ローソンフレッシュ」の商品も届ける。また、外部業者と提携して水回りのトラブルやカギの交換、家事代行、不要品の回収などの取り次ぎも行う。
合弁会社の資本金は1億円で、ローソンが51%、SGホールディングスが49%を出資した。