【外食売上高】 14年は0.2%減、3年ぶりのマイナス

2015/01/28 00:00
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 日本フードサービス協会によると2014年の外食売上高(全店ベース)は前年比0.2%減で3年ぶりのマイナスとなった。

 

 上半期は堅調だったが、7月以降、日本マクドナルドでの中国産鶏肉問題の発覚や夏場の天候不順などが重なり、前年を下回った。

 

 業態別ではファーストフードが2.1%減、パブ・居酒屋が5.0%減となったが、ファミリーレストラン(3.2%増)、ディナーレストラン(4.0%増)、喫茶(0.1%増)は前年を上回った。

 

 一方、14年12月の外食売上高は前年同月比2.8%減で2ヵ月ぶりのマイナスだった。前年より日曜日が1日少なかったほか、北日本や日本海側で降雪が多く、客数が4.8%減ったことが響いた。

 

 ファーストフードは5.6%減で2ヵ月ぶりのマイナス。マクドナルドで米国産ジャガイモが調達困難となり、フライドポテトのM・Lサイズの販売を一時休止した影響もあって、「洋風」が11.8%減と大きく落ち込んだ。

 

 パブ・居酒屋も7.0%減だったが、ファミリーレストランは1.2%増で20ヵ月連続のプラス、ディナーレストランは1.7%増で10ヵ月連続のプラスとなった。

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