【全国スーパー】 14年の既存店売上高は0.6%減、18年連続の減少
日本チェーンストア協会が発表した2014年の全国スーパー売上高は13兆207億円だった。
大手の積極出店などで売り場面積が前年比2.5%増えたことから売上高は2.3%増と2年連続のプラスとなったが、既存店ベースでは0.6%減と18年連続のマイナスだった。
消費増税前の駆け込み需要で1~3月の既存店売上高は3.6%増えたが、その反動減が予想以上に長期化、天候要因で衣料品が不調だったこともあり、年間では前年実績を下回った。
商品部門別では食料品が0.1%増とかろうじてプラスだったが、衣料品は5.4%減、住関品は0.4%減と不振だった。
同時に発表した14年12月の売上高は既存店ベースで前年同月比1.8%減で9ヵ月連続のマイナスだった。