【ワタミ】 清水常務が社長昇格、子会社再編で立て直し
ワタミは1月22日、清水邦晃常務取締役兼ワタミフードサービス社長(44歳)が3月1日付で社長に昇格する人事を発表した。また、居酒屋を中心とするワタミフードサービスが高齢者向け弁当宅配のワタミタクショクと食品製造・加工のワタミ手作りマーチャンダイジングを吸収合併する子会社再編を3月1日付で実施する。
ワタミは2015年3月連結決算で2期連続の最終赤字を見込むなど業績が低迷しており、トップの若返りと事業再編により立て直しを図る。
合併後の新会社はワタミフードシステムズに社名を変更、清水氏が社長を兼務する。
ワタミの桑原豊社長(56歳)は取締役として残り、子会社のワタミインターナショナル社長として海外事業を担当する。
新社長となる清水氏は1991年9月にワタミ入社、ワタミの介護社長を経て、14年10月ワタミフードサービスの社長に就いた。